都市像3 笑顔を守る街づくり

~ 市民の健康を守り、医療が充実した街へ

3.1 市民の健康を守る病院機能の強化

老朽化による県病と市民病院の建替えを機に、県立中央病院と青森市民病院の統合が検討されていますが、本来、市と県が担うべき役割を整理し、新青森市民病院を青森圏域の高度急性期・急性期を担う拠点病院として整備します。

(1)市民病院の機能再編と高度化

県は県下全域を、市は青森地域の住民の医療を守るという役割分担を踏まえ、青森地域の急性期医療全般を担う市民病院機能と、がん・脳卒中・糖尿病などの専門性の高い医療センター機能を併設し、医療センター機能の提供を県民全体に行うとともに、県内における医師の育成を担う方向で県と協議を進めます。

(2)病院機能の再編によるデメリットの解消

県病は、現在でも手術や化学療法は混雑状態にあることから、病院機能の再編においては現在の2病院の手術室・化学療法室・放射線治療室や各種検査機器の設備は少なくとも現有数を維持します。

(3)医師確保に向けた弘前大学との連携強化

現在、青森市民病院が行っている専門医修練施設、臨床研修指定病院としての取り組みや、弘前大学大学院医学研究科及び弘前大学医学部附属病院との「専門医養成病院ネットワークに関する協定」を継続するとともに、それらに加えて、弘前大学とのきめ細かな協議連携を行いながら、不足している分野の新規講座の開設など、より能動的な協力体制の構築により医師の育成・確保に努めます。

3.2 市民の健康的な生活を守るための環境整備

健康増進対策の推進や有効な社会的制度などを含めた環境を構築し、市民の健康を守ることにより、病気予防による医療費の抑制につなげます。

(1)がん検診受診率の向上と検診後相談体制の充実

青森市が行っている「がん検診推進事業」対象者のがん検診受診率を向上させるため、市内事業者に対して検診受診勧奨依頼を推し進めます。また、検診結果に関して、精密検査の必要性や、どのような対策が必要かなどについての相談窓口を開設します。

(2)運動・スポーツがしやすい環境整備

成人病予防などの健康対策として、市のサンドーム・元気プラザ・市民センターなどの、トレーニングルームやフィットネス、ジョギングコースを、青森市民が個人使用する場合に無料とし、気軽に運動できる環境整備を推進します。
また、冬期間の体力増強・スポーツ支援対策として、現在のサンドームに加えて東西地域に克雪トレーニング施設を整備します。

(3)健康寿命延伸に取り組む企業・団体への支援

職員の健康寿命延伸に係る福利厚生の充実に取り組む企業や、市民の健康寿命延伸を支援する団体等への支援を実施します。

【健康寿命延伸に関する具体的な取組例】
  • 市内の公衆浴場(温泉)の効能を整理し、温泉を活用した健康づくりメニューの企画
  • 五感で学ぶ食と健康(農業体験・食育学習・地場食材の健康メニュー試食)の企画運営
上部へスクロール